内容説明
ひょんなことから、宝飾店の店員になった苺。彼女は店長の爽になぜか気に入られ、仕事もプライベートも彼に振り回される日々を送っていた。最近は彼の優しさや、時折見せる少年のような一面に触れるたびに、胸がドキドキ。けれど彼女はこの感情が恋だと自覚できずにいて…そんな中、爽の仕事が突然忙しくなり、一緒に過ごす時間が少なくなってしまう。苺は寂しい気持ちを持て余すようになり―?恋に鈍感な彼女は、幸せを掴みとることができるのか!?ちぐはぐ&ほんわかラブストーリー、ついに終幕!
著者等紹介
風[フウ]
2005年6月、webサイト「やさしい風」にて、恋愛小説の掲載を始める。インターネット上で爆発的な人気を誇り、「PURE」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱぴよんゆう
7
打ち切りで、前巻あたりからめちゃめちゃエピソードカットされまくってた上に、先行Webでゴタゴタしたので、それはそれは心配して読みましたが、さすが風さん、上手くまとめてくださいました。…でも、カットされたエピソードがもったいない〜!ゆっくり読みたかった〜!苺の気持ちの変化も、駆け足じゃなくて、もっとゆっくり読みたかった〜!っていうか、爽様は、もっと焦らされて欲しかったな(笑)うーん、でもこのゆっくりペースがエタニティ的には商業ペースにのらなかったんだろうな…。Webで書き足し&続編期待しよう…。2014/03/21
万葉語り
6
ありえないけど、楽しかった。ナチュラルキスの二人も出て来て満足だった。2014/03/29
ruruco
4
webサイトではバタバタと今まで張った伏線を回収するのに忙しかったような、微妙にまとまりのない終盤になっていたけれど、出版本ではエピソードを削いで年賀状というモチーフをうまく生かして完結させていて、すごいなって思いました。サイトで読んだばかりだから、違いすらよくわかってその部分を楽しめた一冊でした。スッキリ感はある。だけど削られたエピソードの多々に作者さんも思い入れがあったと思うし、いつも書籍化されたら、見事に推敲してストーリーを完成される方なのでサイト読者としては、やっぱり読みたかったなと残念。2014/03/23
一条梓(アンフィトリテ)
2
長浜市立びわ図書館から。1巻で読み始めた時と比べて、(まるであの「三国志」の様な読み感)だんだんと読みスピードが上がる感じに進めてきたこの話もこれで最後、そしてこれが今年最初の読本。やっと二人の気持ちが伝わりハッピーエンドになりましたが、剛が不憫ですね・・。爽と剛の殴り合いシーン良かった。どちらも苺を渡したくないって。この後サイトの番外編を読みに行こうかな。2018/01/01
猫耳ありす
2
なんだろう、、この消化不良感漂う読み終わりは…………中身はたっぷり詰まってたのにな(白目2014/10/23