内容説明
真実の太陽こそが地上を隈なく照射することがこの世の姿の成立のことでありそれがまた「美なるもの」の成立でもあるとすれば、「美しいもの」という「もの」の中におよそ「美」の根拠はないだろう。売れっ子のソピスト(智慧の標榜者)も立派な営為をソークラテースと語るのだが。
目次
ヒッピアース(大)
著者等紹介
水崎博明[ミズサキヒロアキ]
昭和14年福岡市に生まれる。昭和41年九州大学大学院文学研究科西洋哲学史専攻修了。日本西洋古典学会会員。福岡大学人文学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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