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金太郎の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434171857
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0093

内容説明

時代を駆ける金太郎。金太郎の物語はどのように創られ継承されてきたのか。謎めいたシンボル、母山姥・腹掛け・鉞・熊・鯉…。新資料・膨大な図版を駆使して金太郎伝説の全貌を読み解く。

目次

1 金太郎の母、山姥
2 快童丸から金太郎へ
3 金太郎の年齢
4 金太郎腹掛け
5 鉞はシンボル
6 熊は友だち
7 金太郎の鯉抱き

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうゆう

4
なる程!能、歌舞伎、文楽の嫗山姥がベースとなり、童話の愛らしい金太郎になっていったのか!そういえば浮世絵の金太郎はどことなく鬼の子っぽいなあ。頼光四天王の一人坂田金時のサクセスストーリーのはずなのに、印象うすかったが、某CMの影響で図書館借り。思いもよらず興味ひく内容だった。2015/03/25

takao

2
母は山姥2021/07/20

qs

1
謎は謎のままで。作者の金太郎に対する情熱を感じました。歌舞伎役者の名前、脈絡と続いていて襲名する方は物凄いプレッシャーを感じられているのでしょうね!2015/05/26

NyanNyanShinji

0
金太郎すなわち坂田金時の文書での初見は『今昔物語』らしい。その後、頼光四天王として説話等で活躍するが、彼の幼年期を記したものは『前太平記』、一連の金平浄瑠璃、その後は近松の『嫗山姥(こもちやまうば)』へと続き徐々に金太郎(当初は怪童丸)のエピソードが形成されてゆくらしい。本書は金太郎の母である山姥(やまうば)や服装の金の文字の書かれた前掛、アイテムとしての鉞、友達の熊、鯉掴みなどのエピソードを豊富な絵図を交えて近世から近代に形成された金太郎像を整理してゆく。2021/08/30

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