目次
第１部 生い立ちの記（誕生；幼い頃の府中の町；暗闇祭；父の生涯；母の面影；関東大震災；私の八歳の頃；登戸の母の里；姉の死；看護婦への道；看護婦でよかった；心を病む人々の友として；平成五年、妹との別れ）
第２部 精神科看護一筋に生きて（わが看護七〇余年を顧みる；松沢病院・看護の現場で―戦前・戦中・戦後；わかまつ作業所の設立と歩みと課題）
第３部 看護から地域へ（私の看護観；折々の記）
著者等紹介
浦野シマ［ウラノシマ］
１９１３年、東京都生まれ。３３年、都立松沢病院の看護婦養成所に入所し、３６年、看護婦免許を取得してから同病院に就職。４８年、看護婦長、看護科長に就任。戦前から昭和４０年代にかけての看護婦としての活動で日本の精神科看護の基礎を築く。７０年に看護婦を勇退後、自宅を開放して「わかまつ作業所」を開設。９２年、第１回若月賞受賞。２００１年４月、社会福祉法人若松福祉会・就労支援施設「ギャロップ」を開設。現在、同法人の名誉会長として活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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