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陶磁器の魅力と文化―東西やきもの交流史

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  • サイズ A5判/ページ数 166p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434008245
  • NDC分類 751
  • Cコード C0072

内容説明

やきものは三者の合同制作です。使う人は作る人の苦労を理解し、作る人は使う人の身になって使い易い器を、見る人はその作品の美しさを理解する。これが工芸に対する正しい意識かと思います。本書では、皆様と一緒に「陶磁器の魅力と文化」をテーマに日本のやきものの東西交流、そしてその秘められた伝承を研鑽していきます。これによって陶磁器、陶磁史に理解と関心を深めることができるでしょう。

目次

第1章 日本陶磁の源流「日本六古窯」
第2章 雅の安土・桃山期「茶道の発生」
第3章 日本磁器誕生 肥前有田の華麗な伊万里
第4章 中国江西省・陶磁器の都「景徳鎮の全盛」
第5章 朝鮮半島の陶磁器に儒教の精神を見る
第6章 インドシナ半島の磁器「江戸茶人」との交流
第7章 唐草模様とラスター彩のルーツはどこか
第8章 ヨーロッパ磁器誕生「マイセン」窯
第9章 ルイ王朝の華「セブール」窯
第10章 格調高い英国ロイヤル・テーブルウエア

著者等紹介

林烝治[ハヤシジョウジ]
昭和10年東京生まれ、中央大学文学部国文科卒。国際協力事業団(JICA)陶磁器部門、陶磁器専門家。早稲田大学エクステンション講師。陶磁器鑑定及び古美術評論家。主に国内、国外における陶磁器調査、資料収集研究家としてその陶磁器に関する造詣は深い、傍ら日本各地にて講演、教鞭に就く
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