積分と函数解析―実函数から多価函数へ

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  • サイズ A5判/ページ数 531p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784431711872
  • NDC分類 413.4
  • Cコード C3041

内容説明

測度と積分の理論は、現代の解析学を支える大きな磁石のひとつである。本書ではまずその基本事項を、函数解析学との接点とともに丁寧に解説する。さらに解析学のいくつかの特殊な主題―可積分函数空間の弱位相、可積分函数の空間上で定義される非線形積分作用素の連続性、確率測度の作る空間の弱位相、多価函数の可測性とその積分―などについて詳述する。

目次

第1部 測度と積分(測度;可測函数;積分;測度としての積分;R1上の積分)
第2部 函数空間(可積分函数の空間;L1における弱コンパクト性と非線形積分汎函数の連続性;連続函数空間の双対と確率測度の*弱収束;Bochner積分とベクトル測度)
第3部 多価函数(位相数学からの準備;可測多価写像の理論;多価写像の積分)
付論(位相空間;函数解析)

著者等紹介

丸山徹[マルヤマトオル]
1949年生。1972年慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。慶應義塾大学経済学部教授。専門は解析学、数理経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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