免疫薬理学の原理

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  • サイズ B5判/ページ数 385p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784431709312
  • NDC分類 491.8
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 免疫学・薬理学・診断学・毒性学をバランスよく記載し,この複合分野を学ぶのに最適な一冊となっている.まず,免疫と疾患との関連を解説した後,免疫診断を紹介,さらに,免疫に関与する多様な薬物を系統立てて説明,最後に免疫毒性学の基礎を記した.免疫治療のセクションでは,様々な薬物がどのように免疫系に作用して治療効果や副作用をもたらすのか,捉えやすくまとめている.免疫と疾患・治療・安全性とを関連付けて学びたい読者におすすめする.    

《目次》
免疫の機構
免疫系の特異性:構造と多様性の発現
T細胞およびB細胞の発生分化
T細胞性免疫
サイトカイン
抗体性免疫
先天免疫:貪食細胞,ナチュラルキラー細胞,補体系
炎症性伝達物質
ヒトの病態における免疫応答:細菌,ウイルス,真菌,寄生虫による感染
ヒトの病態における免疫応答:過敏症
ヒトの病態における免疫応答:移植
癌:免疫系による腫瘍細胞の認識と排除のための標的
神経免疫内分泌学
免疫診断
抗体の検出
白血病とリンパ腫の免疫血液学的同定
イムノアッセイ
免疫治療
ワクチン
血清と免疫グロブリン
抗アレルギー薬と免疫療法
抗喘息薬
免疫賦活剤の免疫療法特性
抗菌薬としての免疫賦活剤
植物および食品由来の穏和な免疫賦活物質
免疫抑制剤:移植片拒絶阻害薬と細胞傷害性薬
コルチコステロイド
疾患修飾性抗リウマチ薬
免疫毒性学
免疫毒性学

内容説明

免疫学・薬理学・診断学・毒性学を網羅。系統立てて学ぶためのテキスト。

目次

A 免疫の機構(免疫系の特異性:構造と多様性の発現;T細胞およびB細胞の発生分化 ほか)
B 免疫診断(抗体の検出;白血病とリンパ腫の免疫血液学的同定 ほか)
C 免疫治療(ワクチン;血清と免疫グロブリン ほか)
D 免疫毒性学

著者等紹介

入村達郎[リムラタツロウ]
1971年東京大学薬学部卒業。1974年東京大学薬学部助手。1977年薬学博士。1981年カリフォルニア大学研究員。テキサス大学MDアンダーソン癌センター助教授。1988年同準教授。1991年東京大学薬学部教授。専門は生化学、免疫学、腫瘍学

平岩智瑞[ヒライワチズ]
1993年東京大学薬学部卒業。1993年(株)ミツカン中央研究所。1996年東京大学大学院薬学系研究科生体異物学教室教務補佐員。2001年薬剤師として勤務
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