出版社内容情報
《内容》 骨接合術を行うにあたって術前計画の章を読めば,手術適応の決め方,術前計画のあり方についてよく理解でき,1つの流派ではあるが自己研修に十分に役立つ.最小限の血行障害で最小限の内固定材料を使用し,最適な骨接合部の安定性を保つための基礎概念を述べつつ,整復の行い方や各種骨切り術の手技についてポイントをおさえている.プレート固定の章では,全てのストレート型やアングル型固定が,分節骨折や短縮のあるもの,粉砕骨折の場合ですら,X線によるコントロールなしで通常の手術台で行われていることを興味深く述べている.(推薦のことばより)
目次
第1章 理論的根拠
第2章 術前計画
第3章 プレートによる整復
第4章 伸延法による整復
第5章 代用法
第6章 骨折手術のコツ