世界遺産法隆寺から学ぶ すみずみまで楽しむ寺院の歩き方―寺院の構造と技術を読み解く

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784426123604
  • NDC分類 521.81
  • Cコード C0052

出版社内容情報

大人の修学旅行として、もういちど法隆寺に行ってみませんか?

日本で世界遺産に最初に登録されたのは、姫路城と本書で扱う法隆寺です。
1993年のことで、正式には「法隆寺地域の仏教建築物」です。
法隆寺地域には法隆寺の金堂、五重塔、中門など47の建物に加えて、
北東に少し離れた法起寺の三重塔なども含まれます。

本書では主に法隆寺の建造物を中心に
配置、構造、意匠及び関連する様式美や
歴史的背景などを絵解きで紹介します。
本書の絵は、何年にもわたり法隆寺に通った著者が描いています。
建築のプロフェッショナルが何度も通ってしまう法隆寺の魅力を、
ちょっとツウな見方も、紹介しています。

内容説明

現存する世界最古の木造建築は、何度行っても面白い。建築のプロフェッショナルが、ちょっとツウな見方を教えます。大人の修学旅行で、もういちど法隆寺に行ってみませんか?

目次

1章 寺院の建物 伽藍
2章 寺院で最も重要な五重塔
3章 飛鳥建築の象徴 金堂
4章 中門と回廊を見る面白さ
5章 組物に残る飛鳥の空気
6章 見どころ多い夢殿
7章 すみずみまで法隆寺を楽しむ

著者等紹介

山田雅夫[ヤマダマサオ]
都市設計家・建築家、技術士・一級建築士。山田雅夫都市設計ネットワーク代表取締役。1951年、岐阜県生まれ。丹下健三・大谷幸夫に設計理論を、川上秀光に計画理論を学ぶ。1974年、東京大学工学部都市工学科卒。科学万博(1985年開催)の会場設計を担当後、独立。東京臨海副都心開発、横浜みなとみらい21の開発構想案づくりなどに参画。首都機能移転問題では国や移転候補先の県の委員を務める。日本建築学会情報システム技術本委員会委員や慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究准教授、大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

10
法隆寺を取り上げて、建築様式の変化、建築方法、配置等々について解説。寺院の屋根のなだらかな曲線は、こんなふうにして作られたのかと納得。この本を読んでも、実際の建築物を見て、その差違を理解するところまでは行かないと思うけれど、知識として知っているだけでも、多少の見方の変化はありそう。それから、この本はイラストで説明している。確かに、写真を見ても分からない。イラストだから分かりやすく見せることができるのだと、これにも納得。2017/10/24

LUCKY

1
イラストが良かったです。2019/11/15

ひ※ろ

0
★★★☆☆2017/11/24

christinayan01

0
非常に上手くまとめられていてもっと読みたかったくらい。時代とか分け方特徴の紹介が量的にちょうどよくて全く空きが来ないし2022/11/26

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