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世界を変えた24の方程式 - 古代バビロニア数学から21世紀の金融工学まで

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  • サイズ B5判/ページ数 223p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784422414317
  • NDC分類 411.4
  • Cコード C0041

出版社内容情報

難しいと思われがちな「方程式」をあえて主人公に据え、偉大で美しい24の方程式を歴史の流れとともに概観する刺激的な数学書。

難しいと思われがちな「方程式」。本書はそれをあえて主人公に据え、数学や科学、世界を変えた発見がなされるまでの道のりと意外なエピソードを紹介してゆく。「1+1は2」だと本当に断言できるのか? 素朴な疑問を皮切りに、ピタゴラスの定理から非ユークリッド幾何学、有名なE=mc2、さらには金融工学に不可欠のブラック・ショールズ方程式まで――。偉大で美しい24の方程式を歴史の流れとともに概観する格好の案内書。

はじめに
序 章?そろばん売りvs ノーベル賞学者

第1部 古代の等式
1 足し算は証明する必要がない?──世界でもっともシンプルな式
2 新しい概念への抵抗──ゼロの発見
3 斜辺の2乗──ピタゴラスの定理
4 円をめぐる問題──πの発見
5 ゼノンのパラドクス──無限の概念
6 てこの原理──支点・力点・作用点

第2部 大航海時代
7 数学の果たし合いと虚数──カルダーノの公式
8 天空の秩序──惑星の運動に関するケプラーの法則
9 世紀を超える挑戦──フェルマーの最終定理
10 前人未踏の大陸──微分積分の基本定理
11 りんご、伝説……彗星──ニュートンの法則
12 偉大なる探究者──オイラーの公式

第3部 プロメテウスの時代
13 代数の新世界──ハミルトンと四元数
14 流れ星ふたつ──群論
15 クジラとアリの幾何学──非ユークリッド幾何
16 “ 素” なる数──素数定理とリーマン予想
17 熱伝導とスペクトル──フーリエ級数
18 「光あれ」と神はいわれた──マクスウェルの方程式

第4部 われらが時代
19 光電効果──光と量子、相対性理論
20 安物葉巻とウェストミンスター寺院──ディラック方程式
21 帝国を築く──チャーン・ガウス・ボンネの定理
22 小さな無限──連続体仮説
23 カオスの論理──ローレンツ方程式
24 虎を手なずける──ブラック- ショールズ方程式

おわりに──未来には何がある?
参考文献
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

31
大判の本で、字も大きくゆったりと作られた本で内容の割には読みやすい本でした。比較的前半は知っているところが多くすらすら読み進みましたが後半はかなり歯ごたえがあります。ただ最後のブラック・ショールズは金融デリバティブなどですでにわかっていたのですんなり頭に入りました。2015/01/18

鳥義賊

4
数学の内容はともかく、装丁も文章もとても美しい本です。難しいなりに素人にも配慮してくれている印象でした。これで内容にがっつり食いついていけたら、本当に『宝箱のような知的大人の絵本』なんでしょうね。2014/08/12

ネクロス

4
アーベルとがロアの話などは、今まで聞いていたものとかなり違った。有名どころの無名な部分に結構焦点が当たった感じで楽しかった。2014/03/09

WATA

4
最初のほうはある程度理解しながら読めたけど、後半は厳しかった。四元数とか、連続体仮説とか、初めて知りました。2013/12/21

\しおり/

3
数学的な説明はほとんど流し読みしてしまった。あんまり読んだ意味ない。でも、数学者たちの逸話を楽しんだ。平行線公順に夢中になっていたヤーノシュが父親から「証明するのはあきらめろ。放蕩をつづけるのと変わりない」と言われたというのがおもしろかった。最後に書いてある“?=?”というのが数学を表していると思った。2014/11/24

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