河合隼雄と子どもの目―“うさぎ穴”からの発信

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河合隼雄と子どもの目―“うさぎ穴”からの発信

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422117096
  • NDC分類 909
  • Cコード C0011

内容説明

現代人のたましいの危機は、ファンタジーと切り離されたときから始まった。おとなは見ることができなくなってしまったものを「子どもの目」を通して取り戻す。

目次

1(読むこと・書くこと;「うさぎ穴」の意味するもの;児童文学の中の「もう一人の私」)
2(アイデンティティの多層性―カニグズバーグの作品から;少年の内界の旅―『さすらいのジェニー』を読んで;『はてしない物語』の内なる世界 ほか)
3(児童文学のすすめ;小学四年生;子どもの知恵に学ぶ ほか)

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年、兵庫県生まれ。京都大学教育学博士。京都大学名誉教授。元・文化庁長官。日本の臨床心理学における第一人者。2007年7月19日に逝去。1959年にアメリカへ留学。1962年にスイスのユング研究所に留学し、日本人として初めてユング派分析家の資格を取得。1965年に帰国後、京都大学教育学部で臨床心理学を教えるかたわら、ユングの分析心理学を日本に紹介し、その発展に寄与。1992年、京都大学を退官。1995年、国際日本文化研究センター所長、2002年、第一六代文化庁長官に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

1990年にマガジンハウスから刊行された『〈うさぎ穴〉からの発信』の復刊本。

 河合隼雄は、児童文学を自らの生きる指針として読み、こよなく愛した心理臨床家の一人である。
 臨床家としてクライエントと向き合う中で、著者は「たましい」との関係にしだいに深く気づかされていったという。目に見えず、ふれることもできない「たましい」の存在を、曇りなく澄んだ「子どもの目」ははっきりととらえることができる。だからこそ児童文学は、著者にとって生きる指針となりえたのである。

 「たましいの存在について語るのは、ファンタジーという形がもっとも適している」。生き生きとした子どものまなざしは、豊かな感性の輝きを見いだすだけでなく、ときには身近な人の心の中に、言葉にならない深い悲しみをも読み取る。

 1990年にマガジンハウス社から刊行された『〈うさぎ穴〉からの発信』の復刊本。子どものこころに温かく寄り添う、繊細で緻密な臨床家としての視点が、カニグズバーグをはじめ、エンデやケストナー、ギャリコ、また宮澤賢治や今江祥智、長新太、佐野洋子と、ファンタジーから絵本までの多彩な作品を、説得力ある言葉で読み解いてゆく。

 「児童文学は、子どものためだけのものではなく、われわれが生きてゆく上で必要な深い示唆を多く含む。だから、若者や大人たちにこそ読んでほしいのだ」と言う著者に従って、子どもが主人公の物語を、いま一度読み直してみてはどうだろうか。