内容説明
災害発生直後から被災地に駆けつけ、懸命に活動する緊急消防援助隊の実態と課題に真っ正面から向き合い、国難災害に的確に対応するための課題解決、今後の緊急消防援助隊の対応力強化方策を提案した唯一の書!!
目次
第1章 緊急消防援助隊の仕組(緊急消防援助隊の概要;緊急消防援助隊に関する制度の沿革 ほか)
第2章 東日本大震災における緊急消防援助隊の活動(被害と応急対策の概要;緊急消防援助隊の出動・活動の状況 ほか)
第3章 東日本大震災で明らかになった緊急消防援助隊の課題と対応(緊急消防援助隊の課題;課題への対応)
第4章 国難災害における緊急消防援助隊の課題等(南海トラフ巨大地震;首都直下地震 ほか)
第5章 緊急消防援助隊に係る国の指揮・調整機能の強化(国の指揮・調整機能強化の必要性;国の指揮・調整機能強化の在り方)
著者等紹介
室田哲男[ムロタテツオ]
(公財)日本防炎協会常務理事、博士(政策研究)。明治大学大学院ガバナンス研究科兼任講師。政策研究大学院大学防災・危機管理コース特別講師災害対策トレーニングセンター(DMTC)・カリキュラム評価委員。(元総務省消防庁国民保護・防災部長、元広島市副市長)。総務省消防庁等において、東日本大震災をはじめ幾多の大災害の応急対策に従事。消防庁国民保護・防災部長として、平成25年伊豆大島土砂災害、平成26年広島豪雨災害、御嶽山噴火災害等の応急対策を指揮。防災制度や緊急消防援助隊の充実強化に係る企画立案を総括。広島市副市長として、平成26年広島豪雨災害を踏まえた警戒・避難体制の見直しとその運用を総括(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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