内容説明
子どもの虐待死が後を絶たない。いま、虐待死ゼロを目指し、医療の最前線で闘う人たちがいる。死をまぬがれた子どもたちの成長を、全力で支える人たちがいる。子どもの虐待防止の「今」を描くドキュメンタリーコミック!
目次
第1話 親ってなんですか
第2話 十字架を背負って
第3話 死を乗り越えた子どもたちへ
著者等紹介
高倉みどり[タカクラミドリ]
北九州市出身。「月刊少年マガジン」で、料理の道を究めようとする主人公を描いた『旬―味彩の匠』、「good!アフタヌーン」で職場でのトラブルに心理学で切り込む『平松っさんの心理学』(いずれも講談社)などを連載。リイド社で時代劇なども手掛け、ジャンルをこえて幅広い漫画を執筆中
溝口史剛[ミゾグチフミタケ]
医学博士・前橋赤十字病院小児科副部長。群馬大学および埼玉医科大学非常勤講師。2012年より群馬県児童虐待防止医療アドバイザー。日本小児科学会認定小児科専門医。日本小児科学会子どもの死亡登録・検証委員会前委員長、日本子ども虐待医学会評議員、日本子ども虐待防止学会代議員、日本SIDS・乳幼児突然死予防学会評議員などを務める。子ども虐待防止に関わるさまざまな書籍を翻訳・監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こばゆみ
2
虐待の話は読んでてつらい、、、これは漫画だからとても分かりやすいし、絵がリアルで文章よりグサグサくる気がする、、、きっとそれも制作者側の意図だと思う。助けてと発しさえすれば、救ってくれる機関があることは、いろいろな人の支えになると感じた。2020/04/30
あきら らきあ
0
児童虐待に関する、優れたテキスト、啓発書だと思う。漫画で読みやすく、エピソードもリアリティがあり、心に残った。最後の監修者の考察、文章に深く共感した。120年後の約束が叶うよう、自分も出来る事をしたいと思う。2020/10/22
しゅんかなお
0
何か自分にできることはないか考えている。2019/12/16