感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
90
★★★★衝撃!!テルマエ・ロマエの作家としか知らなかった「ヤマザキマリ」のエッセイマンガ。第1巻は、子どもの頃の夢「世界を旅して絵を描く人になる」を果たすべく、イタリア留学中に、キューバにサトウキビ刈ボランティアに行きホームステイ先での話し。破天荒なの?冒険者なの?人生の旅人なのは間違い無いこの作家。溢れかえるバイタリティで、人生を切り開きあらゆるモノを吸収し、マンガとして吐き出して…次巻もそうだけど、他作品にも、いやこの作家への興味が止まらない。2015/10/22
AKIKO-WILL
41
ヤマザキマリさんのコミックエッセイがあると知り、興味があり読みました。小さい頃から絵かきで世界中を放浪したいと言う想いが実際に叶い、色んな国に住む彼女のバイタリティに感心しました。イタリア留学中に見つけたキューバにボランティアをする活動に興味を持ち行き、ホームステイをしたり、さとうきび畑でボランティアする彼女!面白くてあっという間に読んでしまいました。こういう人生もあるんだとビックリしました。2014/09/12
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
34
ほとんどの人がそうでしょうが、「テルマエ・ロマエ」でこの作者を知り、他の作品にも手を出したというわけですが、これは、更に面白いじゃないですか。他の作品も買うことに決定です。こういうエッセイマンガは本人のネタがどれだけあるかですが、当分の間楽しめそうな程ネタがありそうな気配がひしひしと伝わってきます。エッセイマンガがマイブームになりそう…2010/10/18
らぴ
31
買い物とかのんびりリゾートとか、大抵の日本人女子が海外旅行に求めるものをヤマザキさんは求めないようで、そのあまりの波瀾万丈っぷりとキューバでの生活がとても興味深い本。キューバに行こうと思うこと自体すごいのに、そこで出会った人たちといい関係を築いていることにも感動。2010/09/26
ネギっ子gen
30
これまで暮らした国は30数か国と豪語する、遊牧民型漫画家が、「掛け替えの無い一生の宝」とするキューバを描く。冒頭で、<私は、旅する事にワクワクするというタイプではありません。なぜなら私の旅は、いつも苦労でてんこもりになるからです…なのに、どうして私は旅に出てしまうのでしょう…>と自問し、その答え。それは、<私の中の兼高かおるが、どうしても、行って来いって言うんだもん!!>。紀行番組の金字塔!「兼高かおる世界の旅」を出されたら、もう、黄門様の印籠。で、城達也の「ジェットストリーム」。そう、あの声ですよ……⇒2021/01/03