出版社内容情報
法人税法の中でも減価償却について詳細に解明。
内容説明
本書は法律を分析する。具体的には,法人税法を分析することとし,そのうちの減価償却に関する条文を分析対象とする。既存文献の検討を通して、それを分析し,新たな解釈を試みる。
目次
使用可能期間の有限性―「価値の減少」
資本的支出と修繕費
定率法と定額法
取得価額
耐用年数・残存価額vs.償却率
償却可能限度額と残存価額
みなし償却費
増加償却
耐用年数短縮と陳腐化償却
減価償却法定化の理由
特別償却―特別償却(狭義)と割増償却
特別償却の機能
特別償却準備金
特別償却と特別税額控除
おわりに
著者等紹介
河野惟隆[コウノコレタカ]
1941年生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、筑波大学教授(財政学、地方財政、税法)
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