内容説明
稀代のクリエイターが生み出し400年受け継がれてきた日本の道具の原点225点。
目次
利休のデザイン―利休形(花入;釜;水指 ほか)
利休手作りの道具(竹花入;竹茶杓;竹蓋置)
利休の見立て道具(黄瀬戸獅子香炉;井戸香炉「此世」;古銅鶴首花入「鶴一声」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
0
究極のシンプル。だれにでも取っ付きやすい。もしそれが政治・経済にからんだとき独裁者は何をするかはと自分に置き換えれば、秀吉が利休に下した判決は赤いドレスと木製バットクラスに自然だと思う。「自然な心持ち」と「歪んだ人の思想(恐らくそれすらも自然なのだろう、茶器も歪んでいたり、お箸だって持ちやすいように人間に合わせて歪ませているのだから)」でシークエンスの中で、自分の世界をどう「統治」し、秀吉すら操ろうとするその思想が、彼の遺した諸々から伝わってくる本。2011/07/13
RINA
0
読了。2013/01/23
みかりん
0
黒塗、朱塗の椀も良いが、吉野椀に何度も目が行く。ガチャの「戦国の茶器」シリーズ、欲しかったなぁ。2021/11/21