ニュートリノってナンダ?―理科オンチにもわかる素粒子と宇宙のはなし

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ニュートリノってナンダ?―理科オンチにもわかる素粒子と宇宙のはなし

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  • サイズ B6判/ページ数 119p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416115589
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C0044

出版社内容情報

梶田博士がノーベル物理学賞を受賞した「ニュートリノ振動」とは何なのか? ニュートリノから最新の宇宙像までをやさしく紹介!

2015年のノーベル物理学賞となった梶田隆章博士の発見「ニュートリノ振動」。
ニュートリノの存在を提案した本人さえ、発見できるとは思っていなかった素粒子・ニュートリノって何なのか? 
難しく語られがちな素粒子物理の世界を、人気の科学ライターがとことんわかりやすく紹介。
カミオカンデとスーパーカミオカンデの観測からわかったこと、なぜノーベル賞となったのか、ニュートリノ研究からわかる新しい宇宙像までを解説。
中学生から大人まで楽しめるニュートリノの本。

【著者紹介】
荒舩 良孝:1973年生まれ。科学ライター・保育士。東京理科大学在学中より科学ライター活動を始める。「科学をわかりやすく伝える」をテーマに宇宙論をはじめ、幅広い分野で取材・執筆活動を行う。『5つの謎からわかる宇宙』(平凡社)など著書多数。

目次

第1章 ニュートリノってなに?(古代ギリシャから考えられていた原子;ブラウン運動の謎 ほか)
第2章 ニュートリノ振動の発見(日本のニュートリノ観測;カミオカンデの建設 ほか)
第3章 まだまだ謎の多いニュートリノ(スーパーカミオカンデの観測を検証する;太陽ニュートリノ問題に取り組む ほか)
第4章 ニュートリノで解き明かす新しい宇宙(ハイパーカミオカンデの建設計画;CP対称性の破れの発見 ほか)

著者等紹介

荒舩良孝[アラフネヨシタカ]
1973年生まれ。科学ライター。大学在学中より科学ライター活動を始める。「科学をわかりやすく伝える」をテーマに宇宙論をはじめ、幅広い分野で取材・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちはや

15
ニュートリノやヒッグス粒子、ここ最近よく聞く単語。カミオカンデも同じく。先日地図帳を見ていたところカミオカンデを発見。岐阜にあることは知ってたけどここなんだ〜、不思議な名称ぐらいの関心度。こちらの本で神岡鉱山に作られたことを知り、KamiokaNDE表記であることを知る。Nuclear Decay Experiment(陽子崩壊実験)の頭文字。これでカミオカンデの謎解明(笑) ー 続 ー2016/02/25

ノリピー大尉

6
標準模型では素粒子は質量を持たない。素粒子が運動するときヒッグス機構が作用するこで、素粒子が抵抗を受ける。現実の物質に質量があるのはこのため。「マゼラン銀河から地球まで光で1か月」と言い切っていたが、これは明らかな誤り。ハイパーカミオカンデが開発中。脳トレかねて全ページ音読。2017/07/17

よしひろ

6
宇宙の真理に対して「こうではないか」と予言する。それが当たるかどうかを調べるために観測をする。2016/01/14

スプリント

4
丁寧で分かりやすい表現でニュートリノについて説明されています。大枠はなんとなく理解できた気になります。 カミオカンデやスーパーカミオカンデなどの観測設備の規模の巨大さが一番印象に残りました。2016/03/13

舟華

3
理科オンチの私にもわかるかな?と思ってなんとなく手にとる。イラストがいい感じに力が抜けていてよい。結論として理科オンチにはこれでも少々ハードルが高かったが、なんとなーくニュートリノというものが分かったような気がする。気がするだけだけど。あとカミオカンデかっこいい。解明されたらまた分からないことが出てきてそれこそ追いかけっこをしているようだが、それ自体がとてもロマンに思える。2022/03/05

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