内容説明
日本全国のやきもの産地から馴染み深い１９ヵ所を取り上げ、産地別に長い伝統に支えられた暮らしの器を紹介。各産地は、歴史や技法、新しい作品、産地ガイドなどを項目別に事典形式でまとめ、基礎知識で陶磁器の基本を解説。
目次
有田焼き
京焼き
美濃焼き
瀬戸焼き
益子焼き
笠間焼き
薩摩焼き
会津本郷焼き
常滑焼き
九谷焼き
唐津焼き
小鹿田焼き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
42
茶道でいろいろな産地の器を手にすることがあり、なんとなくしかわかってなかったので、ちゃんと勉強。陶器と磁器の違い、釉薬のこと、技法、文様、歴史など、産地と特徴をわかりやすく解説してあり、写真もたくさんあってわかりやすい。豪華な九谷焼も素敵だし、素朴な志野焼や織部の面白さも格別。器って面白いな。実際に手にした時には、産地に思いを馳せようと思う。2023/02/19
にゃーごん
8
陶器と磁器の違いから説明してくれて、初心者にも分かりやすい。部位や形の名称、装飾技法とか色々載っていて勉強になる。さすがに一読では覚えられなかったけど、奥が深いということはよくわかった笑。有田焼とか京焼とか、有名所がメイン。どれも素敵だったけど、普段使い用を買うときの参考にしたかったので、ん十万円の代表作的なのではなくて、もうちょっと手の届きやすいラインナップにしてほしかったかな〜と個人的に思う。そういうバージョンも作って欲しい〜。2022/05/20
nitti
4
このシリーズは分かりやすくて好き。結構産地別に特徴がよく分かる。あと地元の有田焼が最初に載っているのが嬉しい。九谷は相変わらず好きだし、子鹿田焼、益子焼とかきになるな。勉強になるのでいつか購入したい一冊です。2015/10/17
hanacocoron
3
焼きものの基礎を知りたくて購入。コンパクトにまとめてありますが、ポイントは押さえられていて非常にわかりやすかったです。写真が多いのも嬉しいですね！2011/01/02
やま
2
誤植が少々気になるがフルカラーなところが良い。とても手は出ないが、柿右衛門の濁し手がいい具合。他は黒織部が気になった。2020/08/15
