目次
第1章 心理検査を行う前に
第2章 心理検査の導入―ラポールの実際
第3章 心理検査依頼書に基づいた心理検査の実施1―復習を兼ねて
第4章 心理検査依頼書に基づいた心理検査の実施2―カルテを読むとは?
第5章 検査実施法「熟知」への第一歩―WAIS‐3を例として
第6章 心理検査の中断をめぐって―ロールシャッハ法1
第7章 心理検査の終わり方―ロールシャッハ法2
第8章 子どもと検査で出会うには―幼児・児童の心理検査場面
付録 ビギナーのために
著者等紹介
津川律子[ツガワリツコ]
現在、日本大学文理学部心理学科教授。心理検査関係では、包括システムによる日本ロールシャッハ学会副会長、日本ロールシャッハ学会理事、日本心理臨床学会理事
篠竹利和[シノタケトシカズ]
現在、日本大学文理学部心理学科教授、日本ロールシャッハ学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くらげ@
9
(☆☆☆☆)心理検査を行う前までにやるべきこと、実施後のフォローなどが事例を通して書かれていてわかりやすかったです。2014/12/20
たらこ
3
YTS!(やっぱり、津川先生は、すごい!) まだ2冊しか、ご著書を拝読していないが、ビギナーのぼくが知りたいことが、なんと見事に書かれていることか!改めて出来ていないことが多数あることを痛感しながら、日々研鑽を重ねていかなくてはと思わされる。2012/11/02
ひろか
3
心理検査のオーダーを受けた初心者が、どのように検査実施をしていくかまでを、タイトル通りシナリオ=映像を見ているように説明してくれる。何気ないことをしっかり意識しておくことが大事2010/09/11
tuna
2
医療現場における臨床心理査定の基本や心がけなどが書かれている。現場で常識とされているようなことが文章化されているのは、初心で、職場に教えてくれる先輩もいないような状況にいる私の様な人にとってはありがたかった。ロールシャッハをジェットコースターとして捉えるイメージも支えになった。ともあれ、やはりしっかりと勉強しないといけないと、そう強く思わせてくれるところがいまの自分にとっていちばんよかった。2014/08/14
Si(しぃ)
2
ビギナー必読の本だと思う。自分の弱いところをダイレクトに指摘された部分もあり、とてもドキッとして反省。一度の関わりや検査だけでも理解できることは多い。上手に汲み取れるようになりたい。2014/01/08