近代の思想構造―世界像・時間意識・労働 (OD版)

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近代の思想構造―世界像・時間意識・労働 (OD版)

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409090022
  • NDC分類 133
  • Cコード C0010

内容説明

400‐500年間の近代の経験を振り返り、その思想的特質と現在の歴史的位置を測定する。自明な世界への疑いと驚く能力を呼びさます。批判的距離をもってモダンを横断する試み。自由で根源的な思考。

目次

プロローグ(近代とは何か;「考える」とはどういうことか)
第1章 機械としての世界=機械状組織(機械的心性の形成;機械‐組織;管理する機械;技術と人間の関係)
第2章 支配の方法=主人と奴隷(方法的精神を要求するもの;自然の征服;主と奴;呪術からの解放;世界実験/世界経験)
第3章 交通としての社会=市民社会(政治の構築;欲望による「経済」の構築;「法」による「人格」の構成)
第4章 労働と倫理=労働社会の到来(労働の突出と優位;禁欲倫理の成立;方法的ニヒリズム;法と契約)
第5章 近代の時間意識=企てる精神(先取る意識;企画;企業;企てる精神の効果)
エピローグ(モダンの横断)

著者等紹介

今村仁司[イマムラヒトシ]
1942年生。京都大学大学院博士課程修了。東京経済大学教授。思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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