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Joy novels
帰らざる街、小樽よ

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408606521
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

最初の被害者は、新小樽新聞の東京支局長だった。捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため、小樽におもむいた。しかし、犯人の手掛かりがつかめぬうちに、次の殺人事件が起きた。東京の下町の飲み屋に勤める若い女性が殺されたのだ。彼女もまた、小樽の女と思われた。二つの殺人事件に繋がりはあるのか?十津川警部の捜査は続く…。

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5年、東京に生まれる。公務員生活ののち、数々の職業を経ながら、創作活動を続ける。昭和38年、『歪んだ朝』でオール讀物推理新人賞、昭和40年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、推理作家としてデビュー。昭和56年、『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞し、推理界に不動の地位を築く。平成13年10月湯河原に「西村京太郎記念館」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロッキーのパパ

11
いまさらながら、西村京太郎を初読み(^_^;)ストーリー展開は軽妙だし、小樽の描写を巧みに取り入れたりして、気軽に楽しめる。これが2時間ドラマなら十分に満足できると思う。でも、ミステリー小説とか投げるとちょっと物足りない。読点が多く文章のリズムが良くないし、展開も都合がよすぎるし、登場人物もみな薄味な感じがある。それに、事実誤認(田沼意次は元禄時代じゃない)もあるような気がする。まあ、そんなことを気にしていたら、あれだけ大量の作品を書けないんだろうね。2012/08/19

雨巫女。@新潮部

9
《母-図書館》追い詰めらた時に、人に救われた時に、人は、変われるのかもしれない。故郷に帰れなくなるのは、辛いね。2014/08/12

たかひー

3
★★★ いつものという感じの作品2015/04/03

pyonko

3
寒い所で小豆なんかが育つのかなと思ったが、北海道で国内生産の3/4を占めているらしい。ただ、こんなに利権騒ぎになるものなのか、ちょっと現実味が薄かった。2014/06/27

kaizen@名古屋de朝活読書会

3
小樽を舞台にした5年前の事件。 東京の下町の鐘ケ淵の居酒屋での物語。 2つの話しが、鐘ケ淵の居酒屋から行方不明になった女性と、新小樽新聞の東京支社長の殺人事件で結びつく。 小樽を賑わせた小豆相場の裏にうごめく事象。 西村の美学なのだろうが、主人公が亡くなるのはつらいかも。2012/07/15

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