内容説明
鬼怒川の川面を渡る船頭喜作の船唄が、阿久津の宿場の日ごとの喜びや嘆き、行き逢う男と女のさざめきとおののき、人の情に彩られた涙を、胸にしみこませて消えていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひより
1
この中の一編がアンソロジーに載っていて気に入ったので読んでみた。 阿久津という宿場町の管理を請け負う河岸問屋を舞台に、様々なことが起こる。 いい話。 切ない話。 とてもよかった。 ★3.52023/03/12
gibbelin
0
阿久津河岸を舞台にした連作人情時代小説。夢庵先生似の雀庵先生が出てくるね。2012/10/03
ゆりっぺ
0
１９９８年１２月１２日
