内容説明
日本の現実と財界の思惑―その関係を読み解く。よりマシな社会のために考えてきたこと。
目次
第1部 「構造改革」とは何か(「ゼネコン国家化」「多国籍企業化」の財界戦略;「理論」なき弱肉強食―竹中流経済政策を読む;経済の空洞化を促進させる対アジア戦略;ゆきづまった「改革」―「骨太第二弾」を例に;財界の対米従属と過度の依存)
第2部 ジェンダー論を考える(企業社会のジェンダー・ギャップ;主婦とはどういう存在なのか;マルクス主義とフェミニズム;女性の「家庭責任」と財界の思惑)
著者等紹介
石川康宏[イシカワヤスヒロ]
1957年北海道生まれ。神戸女学院大教授(経済学、経済理論)。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学
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