浅井長政のすべて

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404035066
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

目次

浅井長政とその時代
浅井長政の出自と系譜・系図
浅井長政の軍略と家臣団
小谷築城とその支城
城下町小谷
お市との婚姻
浅井長政と織田信長
姉川合戦をめぐる史実と逸話
小谷落城
それからのお市と娘たち
浅井長政関係人物事典
浅い長政戦総覧
浅井長政史跡事典
浅井長政年譜

著者等紹介

小和田哲男[オワダテツオ]
1944年静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学教育学部教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とし

11
湖北・浅井氏三代とその周辺についての解説本。浅井長政にしろ、その娘・三姉妹にしろ、ある意味で語り尽くされてるので、知ってる人には退屈な内容も多いとは思うが、浅井氏の家族・一族やその家臣団、当時の政治情勢の流れなど、基本として押さえておくべき点はほぼ網羅されてると思う。個人的には、浅井長政の三男で、浅井氏滅亡から唯一生き残って「大阪の陣」の後まで生き抜いた浅井井頼について、その生涯が知りたかったのだが、1ページほど割いて紹介されてたのが嬉しかった。2016/08/31

はるい

2
伝えられている姉川合戦での家康軍の活躍は、江戸期になってからの徳川中心史観からの作り話なんだと。信長、家康、秀吉が勢ぞろいした数少ない戦いだけど、そもそも姉川合戦はさして重要な戦いじゃなかったんだね。家康信仰や儒教思想も含めて、江戸時代の曇りを払拭せねばならんと言うてはります。2010/11/06

Hisashi Tokunaga

0
今年姉川近傍の旅を計画につき本書を読みました。小和田先生は浅井氏の研究から本格的な学究の徒になられたんですね。浅井はあざいと読むのですね。小谷城下の町屋が秀吉によって長浜に町名ごと移転したんですね。姉川の合戦の誇大評価は徳川史観のなせる業だったんですね。長篠の合戦とともに興味は尽きない。お市の方は果たして信長の何だったんだ?歴史家は簡単に妹とは言わせないようだ。明治期の陸軍参謀本部の歴史観は今も一部生きてるようだ。浅井三姉妹の流転が無ければ長政への興味はどうなんだろう?2017/05/05

橘 劫

0
諸事情で浅井長政を知りたいと思い拝読。 浅井長政の出生と取り巻く環境の離し、そして子孫が同時代に影響を与えていったか、という内容。 読みやすく書かれているのですが、浅井長政自身の史料が少ないのか本人についての記述と子孫についての記述のバランスが気になった。 あと浅井長政が詠んだとされる和歌の記述がなかったので、その辺を言及して欲しかったなぁと2015/11/12

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