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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RIN
19
唐突で乾いた怪異。全てを語らず断片的な言葉は点在している。6年を経てからの新刊は、曰く付きの家を譲られたニールと友人の夜羽が記憶の中の幽霊を追う物語。ダビングされたビデオテープよりも自分に刻まれた記憶の方が厄介だなあ。辻占の家に生まれた夜羽は、あらゆる媒体から流れ込む言葉を拾い先を読む。ヨハネの名を夜羽にあてる美しさ。正直私はトジツキ先生のセンスに於いて盲目的かつ狂信的なので、正当な評価なるものは出来ない。物語も絵も人物も服装も全てを愛している。「境界に立つ人間の感想は感慨深いね」ああ、本当にそう思うよ。2022/08/15
しましまこ
18
まさかのニール兄ちゃん。辻占の美しい夜羽は若いのに悟りの境地？茶室の彼は誰？山田氏で和むとは。もっと読みたいよ。2019/12/22
ミナ
10
トジツキ先生の新作だ～と思ったら、続き？？『俺と彼女と先生の話』の記憶が蛾のお姉さんしかなくなっていたから読み直さねば！トジツキ先生の民俗学入っている作品好き。2020/01/26
へへろ～本舗
5
「俺と〜」シリーズの最新刊。この世とあの世の架け橋の怪奇譚2019/11/30
corosukepon
1
これあのシリーズ…トジツキさんのはドナドナはしてない筈…でも、どこだっけ^^2019/12/09
