内容説明
人知れず、戦いの火ぶたは切って落とされた!!ルシファのもとには、電脳戦の勇者たちが集う―。自らが狙われているため、サラやカジャを遠ざけようとするルシファだが、それはサラの激しい怒りをかう。一方、女たらしだが意外にも有能な憲兵隊隊長、マルチェロ・アリオーニは、さまざまな情報をもたらす。オールスターキャストでおくる、大人気シリーズ。
著者等紹介
津守時生[ツモリトキオ]
横浜市在住。多戸雅之名義で執筆の「緑の標的」(小説ウィングス創刊号)でプロデビュー。その二年後、津守時生名義で本格的にプロ活動開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
39
この惑星は不審だと電脳戦の勇者たちが集うのですが・・パープルヘブンのエカテリーナ様の存在に振り回されているルシファード。そしてサラの不穏な告白はカジャに。だってルシファードとの出会いが少なくなって拗ねているのじゃないかしら。それでなくてもむくつけきオッサン憲兵隊隊長マルチェロ・アリオーニとルシファードの二人がラブホで密会に・・・いやいや情報漏れなく、情報を得るにも一番安全な所なのでしょう2022/04/11
カナン
31
再読中。「求人に応じた連中の書類審査をする総務省の人事部じゃ、経歴と人数や給料といった数字しか把握していない。人間は゛その他”の欄が面白いってのにな」 その通りよマルチェロ! マルチェロは当時の編集さんのお気に入りでしたよね。この後がんがん出番増えた記憶がありますが自分も彼は好き。下半身だらしないけど仕事は非常に優秀で(勝手な)ポリシーもあるタイプの人間は、冷やかしながら横で眺めてるのは愉快で楽しい。話の本筋全然進まないけどそこは最早この作者に期待してないので別に良いや。2017/03/22
まりもん
11
再読。ルシファーとどちらが親しいのかを競い合うワルターとマルッチが面白かった。 今回のムッキーズに対する罰も何故かカジャ・ニザリを早口で13回言うこと。マルッチもその罰に大笑いして何だかまた親密度アップだね。2012/02/02
フキノトウ
10
おもしろかった^^サラとカジャの陰険漫才と、犯罪計画が黒くて笑いました。ルシファの子供時代もっと読みたいな。2013/09/08
べべっち
6
仲間はどんどん増えているのに、なかなか事態は進まない~個々の会話は面白いんだけど…でもちょっと事件が見えてきたのかな?2014/04/03