内容説明
“魔術者”フィアカラの企みを阻止するため、クリップフォード村へやってきたジャックたち。折しも村では、フィアカラの言葉巧みな提案により、大ストーンサークル復活の話が具体化しようとしていた。フィアカラの真の目的は何なのか?それを阻止し、ジャックは仲間たちを守ることができるのか?物語は今、途方もない結末を迎える…!!シリーズ最終話「星の銀輪めぐる夜に」一挙収録。ネオ・フェアリーテール、堂々の完結。
著者等紹介
縞田理理[シマダリリ]
東京都出身。『霧の日にはラノンが視える(4)』第22回ウィングス小説大賞・編集部期待作を受賞。2001年小説ウィングス秋号「裏庭で影がまどろむ昼下がり」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U
8
完結。面白かった! ジャックとトマシーナさんのふたりのその後を思うとにやにや。平和なロンドンで、きっといつまでもじれったい。カウラグとジミィが地味に好き。最後、アーニーやエマさんたちが出てきて嬉しい! 幸福な読後感を覚える大団円でした。でもねぎしさんたらその漫画wwwww2014/03/01
こんこん
4
綺麗なエンディング。閉じてはいない円環が、未来に続いているように思えていいなあ。レノさんは最後までレノさんでした。ラスト数頁がないまま終わっちゃったらどうしようかと思った。いい人ってだいたい苦労するよね……2010/12/18
のこ🐈
4
一気に開いてズバット読了! 祭りの後みたいな寂しさがかすかに残る、最高に良かった最終巻でした。こんなに素敵な世界をもう読めなくなるのかと思うと、本当に、、もうかなり寂しい。最初から最後まで本当に素敵に面白い作品でした。そして、やっぱりランダルさんが好きです(笑)。今後の登場人物たちの恋模様もちょっと気になる。時々、彼等のその後の様子を覗きに行けたら楽しいのにな。2009/11/05
かや
3
完結!ラノンの始まりがまさかこうだったとは。全てが明らかになり繋がった時はびっくりした。《十二夜の幽霊》となった彼は自分の想いを昇華できたのかな。救われたのかな。最後のサプライズにまたビックリ。ジャックなら絶対にうまくやっていける。ジャックを支えるレノックスが頼もしい。後日談の書き下ろしも良かった。ラムジーも鈍感だけど、ジャックもかなりのもので笑った。本当に読み終わった今幸せで暖かな気持ちで満たされてる。この世界とみんなが大好きです。2016/06/07
ひーたろー
3
素敵な最終話でした。後日譚も良かったです。ジャックとトマシーナその後どうなったのか、とても気になります。きっと、まったく進展しなくて、周りをやきもきさせてるに違いない。もうちょっと読みたったですね。あと、書き下ろし漫画…。おっさんの汁って言うな。いや、事実そうだけど。2013/02/26