ブルトマン著作集 〈4〉 新約聖書神学 2 川端純四郎

ブルトマン著作集 〈4〉 新約聖書神学 2 川端純四郎

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  • サイズ A5判/ページ数 367,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784400105046
  • Cコード C3016

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

一郎二郎

3
【パウロ】キリストの十字架のなかに、自己理解に対する神の判決を認め、服従して身を屈する事。肉に転落したソーマがあり、霊によって支配されたソーマがある。肉は死ぬ。肉に頼るものは死ぬ。律法は、創造の関係を捨て自分自身の力で命を手に入れようとする人間を罪に導く。神の恵みの前に立たせるためだ。信仰は恵みに直面しての決断である。義が救いを得るための条件であるが、救いのみならず救いの条件も神から与えられるために、義それ自体が救いの内容という性格を獲得する。この義により、古い時代は終わり、新しい時代が導き入れられた。2023/04/16

singoito2

1
全3巻の第2巻、約四分の三がパウロを論じている。共観福音書とヨハネ福音書に端緒がある分、パウロにはここで力を込めて論じている。残りはヨハネ。いずれも読み応えがあるが、自分的にはパウロの理解を深め、新たにできたのは収穫だったし、ヨハネの読解をとおして、共観福音書からパウロをへてヨハネにいたる終末理解の変遷の足取りが見えてみたのも本巻の興味深いところだった。2021/07/09

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