感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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47
初版2014年。手紙をテーマにした短編集。手紙のすごさが印象に残る。5つの短編集ですが、自分は1つ目のお話が好きでした。2017/08/19
ももたろう
41
講談社タイガ文庫「雨の日も神様と相撲を」の表紙のイラストがとてもよかったので、鳥野しのさん読んでみました。他の方も書いていますが萩尾望都さんや竹宮恵子さんの雰囲気があって(入江亜季さんにも似てるかも)古いとか昭和くさいと言われちゃうかもしれないけど、やっぱりこういうの好きです!線が温かいんです。ぬくもりを感じるステキな絵だと思います。どの作品も説明しすぎないから、すごく余韻があって…だから、ひとりひとりの登場人物の背景や思いがどんななのかなぁって…次々と想像がふくらみました。2016/03/11
ソラ
40
題名の通り手紙を軸として短編集。前作のオハナホロホロみたいな現代を舞台にした作品は好きだけど、この作者のSFやミステリー風味の話はちょっと苦手。その中で日雀は良かった。2014/11/30
るぴん
36
手紙をテーマにした短編集。ファンタジーあり、ミステリーあり、SFあり…手紙もラブレター、密書、招待状と様々。初読み作家さんだったけれど、どれも内容、絵柄共に素晴らしい珠玉の短編集だった!「日雀」、「シュレディンガーの恋人」、「星の林に月の舟」が特にお気に入り♫「星の林に〜」は萩尾望都さんのSF作品の雰囲気が漂う。ラストはうるっとした(/ _ ; )買って良かった大満足の一冊(*^^*)2015/04/17
ぐっち
28
手紙に関する短編集。ファンタジーあり、SFあり、歴史物あり、ミステリーあり、不思議で懐かしい世界観が広がっていきます。私的には、使者の話と、坊ちゃんと銀平さんの話が割とお気に入りです。2014/12/06