竜の涙―ばんざい屋の夜

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396633325
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

東京・丸の内の片隅に、ぽつんと暖簾をかかげる小料理屋。少しさびしそうな美人女将の手料理をもとめて今宵もこころに疵を負った客が訪れる―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

106
東京丸の内のビルの一角にある小さな料理屋「ばんざいや」。女将の作る季節感あふれるおばんざいがとても魅力的です。お店に通うお客も、この女将の前に出たら色々なことを打ち明けたくもなるのでしょうね。前作もあるようなので読んでみたいです。2015/06/12

hirune

75
ヘビースモーカーな有美、不倫している麻由、失脚した元社長の愛人だった洋子、賢い生き方とは思えないけど男社会で闘う女性は色々大変なのだね。様々な客たちを温かく迎えて癒してくれるばんざい屋のすごく美味しそうなお料理とふんわりほっこりとした女将の雰囲気がとてもいいんです(*´-`)皆苦しんで自分の進む道を見つけ歩き出していく。女将の新しい店もまたこんな温もりのある場所になるといいなと思いました☆2017/02/06

ねむねむあくび♪

69
図書館の本。読むと私も何か作りたくなりました(⌒‐⌒)。料理や店に込めた女将の丁寧な気持ちと、揺れ悩むお客の人々の気持ちが、身近に感じられて沁みますね♪もっと続きが読みたくなる作品でした。2015/07/02

67
「ふたたびの虹」続編。今日もばんざい屋には静かで穏やかな空気が流れています。前作は謎解きや女将の過去など色々な事が起こっていたけれど、今回はかなり落ち着いた雰囲気で、女将の料理を楽しめた感じがします。黒豆の「時間に味付けを任せる」っていうところがとってもすきです。黒豆ごはん食べたい。2016/04/03

BlueBerry

63
「ふたたびの虹」の続編。ばんざい屋の料理とそれにまつわる物語。基本的に楽しく読めました。全体的な印象としてはあまり強い印象を残す本ではなかったように思います。2014/06/02

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