内容説明
マーサーカ国王城の宝物庫から“蛇魔像”が盗まれた。賊は“首切り芸”で城に招かれたアガシャたち男女三人であった。探索令を受けたアゴンは、盲目の幻力使い、体術の達人など手練を引き連れ直ちに後を追った。だが、アガシャたちに加わった幻力使い陳夢龍による妨害に遭い、探索は苦難を極めていた。加えて像を追う蛟族の妖異集団も出現。一方、シッダールタ（後の仏陀）は２１年もの間、路上で蛇魔像を彫る老婆と知り合い、像追跡行に加わることとなった…。はたして蛇魔像に隠された秘密とは何か？人気作家が満を持して放つ超伝奇大河小説の第一弾ここに誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ohion
2
91年12月初版。宝物庫から盗まれた蛇魔の像を追う。悟りを求める若き仏陀。因縁と縁の環が回り始める。まだまだ序章。伝奇開幕。 あとがきには全４巻とあるが、何巻までいったんだっけな。2022/06/24
プレデター
1
表紙買い。読む順番を間違えたらしいけど、続きの2巻目が気になる…ここは最初を探して読むか、2巻目にいくか…来年に持越し。2021/12/05
zzfog
1
巻の序があるようだ。そこから読みなおそう。大ボラの世界に実在の偉人を絡ませるのは十八番。わくわくするよね。2017/11/29
tama
1
図書館本 まとめ借りの22013/11/27
さや
1
面白かった！！ラダ、割と最初から好きだったけど、嫉妬しちゃっったり、男について語る所で更に好きになった。女心を忘れてないのね。あと、シンもいい。牛を殺したことを考えているところとか、正直なところとか。先が気になってどんどん読み進んでしまう。早く続きが読みたい。早く読みた過ぎて、衣類の様子の描写とか、景色の描写をちゃんと噛み砕けないまま先に進んでしまう。なので、どんな服装なのか、私の中のイメージがとても雑。シッダールタの微笑はイメージは堺雅人のイメージ。なんとなく。2012/04/06
