寂聴生きいき帖

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396500689
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「今、私は、一分後頓死しても悔はない。これこそ無上の幸福である」切に生きるよろこび、感動するよろこび、感謝するよろこび。

目次

自分らしさ(捨ててこそ;日々、新しい女になる ほか)
日本の恥と危機(少年と老人;聖職者の復活こそ ほか)
日々の感動(小学生に感動;毛皮のマリー ほか)
老いもたのし(老いの恥らい;老いの戒め ほか)
死ぬしあわせ(死を思い描く時;命の重さ ほか)

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市生まれ。東京女子大学卒業。50年より執筆活動を始める。57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞を受賞。61年「田村俊子」で第一回田村俊子賞受賞。63年「夏の終り」で第二回女流文学賞受賞。引き続き多くの作品を発表しつづけ第一線で活躍。73年、平泉・中尊寺にて今東光師を戒師として出家得度。法名寂聴。74年、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。87年、岩手県・天台寺住職となる。92年「花に問え」で谷崎潤一郎賞受賞。95年「白道」で芸術選奨文部大臣賞受賞。97年、文化功労者を受章。01年「場所」で野間文芸賞受賞。99年には『瀬戸内寂聴現代語訳源氏物語』を完結。歌舞伎、新作能の脚本も手がけ、空前の「源氏」大ブームを巻き起こす。『瀬戸内寂聴全集』(全20巻)を刊行中
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