内容説明
血の海となったホテルの一室で、テレビレポーター有森友紀が全裸惨殺死体で発見された。異常者による猟奇殺人か。容疑者に浮上した恋人の広告ディレクター石上彰は冤罪を訴えるが、刑事は執拗に食いつく。その石上が留置場で変死。元刑事で一匹狼の私立探偵見城豪が怒りとともに立ち上がった!野獣の暴力が悪を打ち砕く、ハードな犯罪サスペンスの傑作シリーズ!
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年、東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て青春ハードボイルド小説などを執筆し人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よし
1
はじめて読む著者です。 もと警察官で探偵、よくあるパターンかな。 なかなか読みやすかった。 強請るが人間的には悪くない。2021/08/09
まさ
1
元刑事で現在は私立探偵の主人公、見城豪。いきなり美人テレビリポーターの猟奇的殺人事件のシーンから始まる。その犯人として仕組まれ冤罪により逮捕された被害者の元恋人。その知人から、その調査を依頼され・・・、とここまでのストーリー設定は理解出来たけど、その後やたらと繰り返される男女関係やら、ちょっと都合の良過ぎる展開は否めないと思ったが、全体的には適度なハラハラドキドキ感も散りばめられていて面白かった。2020/05/02