内容説明
渡世人新九郎は双子の兄で前林藩主の高明と日光社参へ向かうが、一行は女頭目率いる山賊に襲われた!逞しい肢体を持つ美貌の頭目と対峙するが、死の前に肌を交わそうと誘われ、淫気を催した新九郎は、刀を捨て野性味溢れる床をともにする。男装の女剣士、鳥追い女、本陣宿の母娘、粋な壺振り…匂い立つ美女が待つ艶めき道中。
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年神奈川県生まれ。数々の職業を経て、二十三歳の時に官能作家としてデビュー。以来、精力的に作品を発表し、なかでも、『おんな秘帖』で時代官能の強力な牽引者となる。2015年には、著作が五〇〇冊を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。