出版社内容情報
佐伯 泰英[サエキヤスヒデ]
内容説明
一年に及ぶ柳生逗留を終え、惣三郎と結衣が江戸に帰ってきた。しのと結衣は抱き合って再会を喜ぶ。惣三郎は皆に飛鳥山菊屋敷での静養を薦められ、すぐにも精出して働きたいと渋るが、人々の厚意を受けることにした。息子や娘、弟子の成長を見るにつけ、自らの老後に想いを馳せる惣三郎。そんな折、近隣の「烏鷺荘」に引っ越してきた老人が、惣三郎を囲碁に誘うが…。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。99年、初めて執筆した時代小説『密命』シリーズで一躍、国民的作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロデタ
6
惣三郎と結衣が大和柳生から江戸に戻ってきた。しばらく家族で飛鳥山の菊屋敷で骨休めする事に。しかし、ここでも尾張が仕掛けてくる。今回は清之助の登場はあまりなく影が薄かった。2020/12/27
tak
3
よく真相が判ったなぁ2016/10/24
しらたまはなこ
2
江戸に戻り、飛鳥山で静養するはずが…親公認となった鍾馗様が大活躍。2017/06/16
あき
1
タイトル、衣装、演出等々、囲碁(黒白)づくしの巻。江戸へ戻り、飛鳥山で静養する金杉一家。しかし素直に静養出来るわけも無く、あの手この手でちょっかいかけてくる尾張の兄弟。ストーカー並のネチっこさ。今回登場した結衣といい感じになってる直参旗本の跡継ぎはレギュラー入りするのかな。なかなか面白い人物なので楽しみ。2021/10/07
匂當内侍
1
第一六巻完読2020/02/16