内容説明
「死にたくなければ、大人しく龍眼を渡せ」幻の秘宝龍眼はどんな病も治す薬の原料である。だが実は、豊臣秀吉の莫大な財宝の鍵でもあった!大御所吉宗からそれを盗み出していた元御庭番里見伝兵衛。しかし彼は一切の記憶を失っていた。一方で豊臣の末裔、吉宗、将軍御用取次、尾張徳川家まで加わった争奪戦が勃発、その最中、記憶が甦るが…。老忍者の矜持を見よ!
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年、広島県生まれ。2003年に架空戦記でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
97
隠れ御庭番3作目 2015.09発行。字の大きさは…小。 騙された女、龍眼の秘密、争奪戦、豊臣の財宝の4話。 元御庭番・里見影周が、第九代将軍・徳川家重の言葉が不明朗な病を直す秘薬を作る物語です。 影周は、御側御用人・大岡忠光の私兵・謎の忍び集団に襲われ重傷を受ける。その際の傷がもとで記憶がよみがえり、「龍眼」が豊臣家の財宝の在りかを示す鍵で有ることを知る。龍眼を巡り尾張徳川家の女忍び、忠光の謎の忍び集団、豊臣家の血筋の者たちと争い、又は助け合って財宝に近づくが…。🌿続く→2020/09/10
ぶんぶん
7
【図書館】隠れ御庭番シリーズ、第三弾! あれよこれよといった物語展開、ジェットコースター・ストーリーというより支離滅裂。 作者は何も考えず筆を運んだとしか思えない。 前二作はそれなりのストーリーがあったのだが… アクション重視にしても物語をこうもふらふらさせては付いていけません。 いろいろなストーリーを入れすぎだと思います。 そろそろ、限界かな?2015/12/26
klu
4
書店で発見!新刊チェックに引っかからなかったようです。龍目がなくなりこれで終了でしょうか?続編が出ればいいのですが。2015/10/20
だいゆー
1
(^^2015/09/05
いえのぶ
0
記憶を失った元御庭番の伝兵衛が記憶を取り戻す。お宝の本当の持ち主とその使い方は?2018/02/23