内容説明
猟師の息子の三吉は父の死を機に里へ下りる道中、女剣士・綾芽が悪行に耽る若殿を殺す所に遭遇する。主命とはいえ、切腹を覚悟した綾芽は、死ぬ前に男を知りたいと言う。無垢な三吉は驚いたが、透き通るように美しい綾芽に惹かれ、濃密なときを過ごす。その後、三吉は、罪を許された綾芽の口利きもあり藩に仕える。だがそこには、とろけ乱れる暮らしが待っていた!?
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年神奈川県生まれ。数々の職業を経て、二十三歳の時に官能作家としてデビュー。以来、精力的に作品を発表、著作は四百八十冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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