内容説明
モテない男の眼前に突き出された、魅惑のヒップ。人妻の、男心を掻き立てる誘惑。男好きのする愛人による、淫らな幻惑。恋人の要求に、悶える戸惑い。隣人の、蠱惑的な眼差し―。男を惑わせる女性たちが、咲き乱れる。あなたなら、誰を選ぶ?人気官能作家陣が描く、魅力溢れる女性の競艶!今夜、あなたは眠れない。官能の波に溺れる、人気アンソロジー最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Katsuto Yoshinaga
5
作家8人の競作形式で、好みの官能小説家を探したくて本書を選ぶ。純文学崩れっぽかったり、ラノベっぽかったりとか様々の中、子母澤類氏の「女たらし」が個人的にはなかなか好みであった。描かれる女性は好みでないながら、エロい感じを一番味あわせてくれた。ところで、官能小説って、どんなシチュエーションあるいはTPOでみんな読んでいるのだろう。正直に言うと、私はエロい気分になりたいときに読みたい。でも、駅ナカの本屋でよく見かける気がするのだが、一般的には旅のお供なのかしら?2018/06/16