感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazu@十五夜読書会
40
湯屋守り源三郎捕物控シリーズ三巻。今回はおけら長屋の住人万馬が湯屋で女客おしなに覗きと間違われ捕まる事件から繋がる。万馬と瓜二つの人物が浮かび上がり、源三郎が取り押さえ解決するが、その件で奉行の兄に呼び出される。前巻でおけら長屋の住人達の活躍で、事件が解決したご褒美に関係者を日光参詣の旅に連れて行けということだが、元下野藤浦藩士の浪人・田所文太夫が巻き込まれた家老の悪事騒動の始末の探索を、目立たぬように探り報告せよとの使命だった。旅立ちにあたり万馬にはおしなから、頼まれたことが有った。⇒2013/05/27
あここ
2
今回は~おけら長屋の仲間たちと日光旅です。今回のお兄ちゃんの密命は簡単そうやし。いつもよりのんびりって感じやった。ほいでも事件には巻き込まれる。万馬さん、厄払いした方がええんちゃうか??この仲間と違ったら解決できてへんでぇ。。。みんな振り回されてるし(泣)偶然も重なって大きい事件にみんなで首突っ込みます。何かねぇ。。傍から見てたらどぉでもいいことでも当事者は必死だね。そうそう源さんとおみつちゃんが何かいい感じで嬉しい。そっか・・・身分が違うんだな。。。だから素直になれないんだな。。。健気でかわいいわ。。。2011/03/19
Levi
1
密命を受けつつ、おかめ茶屋の事件解決のご褒美として日光にお参りに出かける長屋の一行を待ち受けていたのは千住の悪だくみ。ことの始まりは万馬さんのそっくりさん。さらにおみつのそっくりさんも登場。自分とよく似た人がいるとは聞くが一作に二人も似た人が出るのも珍しい。2017/06/15