内容説明
美しい妊婦が十三人も誘拐される事件が発生。胎児の包膜や胎盤を売買する胞衣屋か、それとも異常嗜好者たちの仕業か?警視庁捜査四課の才賀雄介は一年前、暴力団員を誤殺したことから現在休職中。以来、一件一千万の報奨金で刑事部長から超法規捜査という汚れ役を請け負っている。有無を言わさぬ拷問、謀殺の果てに才賀が辿り着く闇に包まれた組織の正体とは。
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年、東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経てジュニア小説などを執筆する。85年『街に棲む野獣』以降、ハード・サスペンスに取り組む
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