出版社内容情報
●学校では教えてくれない「新しい価値」を生む方法
〇日本人は自分で思っている以上にクリエイティブ
〇能は世界トップクラスの演劇だ
〇芭蕉の名句は目と耳のつけどころが違う
〇日本の美は小さいことであるという発見
〇売れることにこだわった北斎
〇武蔵は熟練工である……
●日本の創造力の源泉がここにある!
「外国の真似ばかりでクリエイティブじゃない」なんて、誰が言った?
クリエイティビティは、日本人が最も苦手とする能力だと思っている人が多いように感じます。しかし、わたしはまったくそんなことはないと考えます。なぜなら、過去の日本人がつくり上げてきた文化や芸術を見れば、その素晴らしい創造力が溢れているからです。
本書で取り上げる、世阿弥、宮本武蔵、松尾芭蕉、千利休、葛飾北斎。彼らはみな、新しい価値を世界的な基準で創造し、その道を極めた、日本が誇るべき「巨人」たちです。 (「はじめに」より)
内容説明
日本人なら誰もが知っている5人の「巨人」。彼らの創造力・更新力・美意識に学べ。
目次
序章 実は、日本人はこんなにクリエイティブだった!
第1章 「型」を身につけることから始める―世阿弥
第2章 必ず結果を出すための「吟味・工夫・鍛錬」―宮本武蔵
第3章 発想力は「目のつけどころ」である―松尾芭蕉
第4章 価値観そのものを創り出す―千利休
第5章 江戸時代のクールジャパン―葛飾北斎
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
明治大学文学部教授。1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。毎日出版文化賞特別賞を受賞した『声に出して読みたい日本語』(草思社)や新潮学芸賞受賞の『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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