内容説明
竹島問題をきっかけに日韓関係は今にも沸騰寸前。日本人には到底理解できない韓国人の複雑な内面を井沢元彦氏、呉善花氏の対論で解き明かす。
目次
序章 竹島が火をつける韓国の「反日」
第1章 日本人に理解できない「反日」の構造
第2章 北朝鮮にすり寄る韓国の不思議
第3章 韓国人に教えてあげたい本当の韓国史
第4章 韓国を苦しめる小中華主義の呪縛
終章 日本はどう向き合うべきか
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社し、報道局に勤務。80年『猿丸幻視行』で江戸川乱歩賞を受賞。以後、歴史推理小説の分野で活躍する一方、日本史と日本人についての評論活動を積極的に展開
呉善花[オソンファ]
1956年、韓国・済州島生まれ。1983年に来日、大東文化大学(英語学専攻)卒業。その後、東京外国語大学大学院修士課程(北米地域研究)修了。評論家。現在、拓殖大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
84
2012/10/13 Amazonより届く。 2017/10/30〜11/2 井沢元彦さんと呉善花さんの対談形式で日韓の文化の違いが浮き彫りになる本。近くにあって、なまじ似ているからこその違和感というか、民族性の違いがよくわかった。色々言いたいこともあるが、とにかく国際社会では日本的な美徳は通用しない、分かりずらいものであることを把握して、外交を組み立てないといけない。2017/11/02
とりふぃど
5
謙譲の美徳が通じるのは国内だけね。2013/08/26
みょろん
3
色々難しいね。似ているところがあるから余計に微調整というかさじ加減が難しすぎる。嫌いでもちょっかい出してくるからねー。2017/05/19
k6pn
3
なかでも、東アジアに大きな影響を与えている朱子学についての記述が面白かった。現実を無視した抽象論と政治優越主義という部分が特徴のようだ。日本人も含めて儒教知識人とマルクス主義知識人には共通点が多いという点も納得できた。2013/03/12
ヒコ
3
韓国との関係は難しい。。。2012/11/04