内容説明
5つのパワーと人間の感情をテーマに、世界史を「ざっくり」と流れでとらえると、本当の面白さが見えてくる。細かいことはわからなくても、「近代化とは何だったのか?」とか「社会主義が世界史に与えた影響は?」といった大きなテーマにスッパリ答えられるようになればいい。人間の「感情」から理解する世界の歴史。
目次
第1章 西洋近代化のパワー―モダニズムという止まらない列車(近代化パワーの源流はどこにあるのか;資本主義はキリスト教から生まれた ほか)
第2章 帝国の野望史―なぜ君主たちは領土を拡げつづけようとするのか(人の野望が生み出した「帝国」という制度;成功する帝国、失敗する帝国 ほか)
第3章 欲望の世界史―「モノ」と「あこがれ」が歴史を動かす(世界を二分する近代の原動力―コーヒーとお茶;世界史を走らせる両輪―金と鉄 ほか)
第4章 世界史に現われたモンスターたち―資本主義・社会主義・ファシズムが起こした激震(現代世界を支配する資本主義;社会主義という二十世紀最大の実験 ほか)
第5章 世界史の中心にはいつも宗教があった―神様たちは本当に世界を救ったのか?(世界史を動かすユダヤ・キリスト・イスラムの宗教三兄弟;暗黒なんかじゃない!見直される中世 ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
明治大学文学部教授。1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mukimi
月讀命
みゃーこ
saga