出版社内容情報
「大阪の駅名って、こんなにすごいんだ!」
地名研究の第一人者は何に驚愕したのか?
あなたは何個読めますか?
─大阪の駅名検定─(本書より抜粋)
放出(JR片町線)=?
喜連瓜破(地下鉄谷町線)=?
柴島(阪急千里線)=?
枚方市(京阪本線)=?
布忍(近鉄南大阪線)=?
我孫子町(JR阪和線)=?
百舌鳥(JR阪和線)=?
内容説明
大阪の駅名はこんなにすごい。難読駅名には日本史の秘密が詰まっている。
目次
1 大阪は「日本」のルーツだった!
2 大阪のキーステーション
3 大阪の都心部の駅名
4 阪急電鉄(阪急)
5 阪神電気鉄道(阪神)
6 京阪電気鉄道(京阪)
7 近畿日本鉄道(近鉄)
8 JR阪和線
9 南海電気鉄道(南海)
著者等紹介
谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年、長野県生まれ。筑波大学教授・副学長を経て2009年からノンフィクション作家に転身。地名論、マンガ論、教育論など執筆分野は多岐にわたる。特に地名研究に定評があり、各種テレビ番組に出演。エンジン01文化戦略会議会員、博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
9
大阪で生まれ育つと、歴史が古いことに麻痺してしまう様に思う。関東は「江戸時代以降」が中心なので、全体的に歴史に対してクールだが、大阪に帰ると、煮染めた様な時間の重さを感じてしまう(懐かしさとともに)。関東は余所者が多いことや自分の性格もあるとは思うが、関西圏では「歴史は古くて当たり前」が下地にあると思う。「日本では水と安全はタダ」に似て、そこに居ると気付かない前提条件だろう。歴史がある方がいじりやすいのは、間違いなく良いことですが。2015/05/24
おりばー
4
なるほど。著者がいかに大阪好きかよく伝わってくる(笑)。本格的な文献探索ととらえるより、誰にでもわかるように簡易に書かれているのがこの本の良さじゃないのかな。2009/06/28
narihira
3
こら、また、べんきょさせてもらいましたなぁー2015/02/18
魑魅魍魎
3
難読地名が多いと言われる大阪の駅名に焦点を当て,駅名及び地名の由来を解説した書.大阪人ならば一度は通ったり利用したりした駅がどんどん出てくるので,大阪人としては読むだけで思い出に浸れたりと楽しい本.ただ,歴史等の考察が浅く,素人目にも「そらどおかな」「何でやねん」と突っ込める場所も多々あり.ただし,著者のライトな肩の抜け具合が逆に可読性を良くしている部分もあり,エンタテインメント性は充分.2011/11/19
satochan
2
謎は謎でしかない。とはいえ、大阪にもいろんな場所があるんだなと思った。地名について多少興味が出た。名前を大事にする。それってすごいことなのかもしれない。本書の内容がどこまで正確かはおいといて、私は大阪人なのに、大阪の歴史を意外にというか、全く知らない。もう少し、大阪に興味をもってもいいかもしれない。今度大阪の歴史の本でも読んでみようと思う。大阪の地図もちゃんと頭に入っていない状況では、ちょっと大阪人としてどうなの、大阪を再発見したい。難読駅名10個しかいわれへんかった。いろんな場所へ行ってみよう。2014/03/16