内容説明
日本人は今もコトダマの影響下にあり、支配されている―ベストセラー『言霊』シリーズで論壇に衝撃を与えた著者が、憲法と自衛隊、日韓問題、学歴信仰、新聞報道など、現代日本における“言霊”の実相を分析する。
目次
第1章 「言霊の国」序説(「言霊」とは何か)
第2章 「言霊の国」解体原論(プロ野球の「ガイジン」;憲法第九条は「世界の非常識」 ほか)
第3章 日韓に横たわる「恨」をめぐって(『恨の法廷』をめぐる日韓論争;「反日嫌韓」の構造 ほか)
第4章 「言霊の国」の憲法と軍隊(幕末の「経済大国」の偉人;PKO「憲法違反」論 ほか)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、愛知県生まれ。TBS在勤中の80年、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。31歳で退社し、以後作家活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。