出版社内容情報
東洋で神と崇（あが）められ，西洋では悪魔とされる“竜”。文明を二分する竜の謎を追う九鬼紅人（くきこうじん）たちは，“ノアの方舟”伝説をもとにトルコ・アララト山に眠る“竜の柩（ひつぎ）”を発見し，乗り込んだ……。やがて地球と見紛（まが）う地に運ばれた彼らは，古代シュメール語を使い，聖書の記述に酷似した人々に遭遇する。が，そこでも“竜”を神とする一族が，異民族と対立していたのだ！ 九鬼がこの地に招かれた理由は？ ついに明かされた文明史の真相とは？ 壮大な推理で歴史の定説を覆す大河伝奇巨編ここに完結！（祥伝社販売課大胡田オススメの一冊）
内容説明
東洋で神と崇められ、西洋では悪魔とされる“竜”。文明を二分する竜の謎を追う九鬼虹人たちは、“ノアの方舟”伝説をもとにトルコ・アララト山に眠る“竜の柩”を発見し、乗り込んだ…。やがて地球と見紛う地に運ばれた彼らは、古代シュメール語を使い、聖書の記述に酷似した人々に遭遇する。が、そこでも“竜”を神とする一族が、異民族と対立していたのだ。九鬼がこの地に招かれた理由は。ついに明かされた文明史の真相とは。壮大な推理で歴史の定説を覆す大河伝奇巨編ここに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハル
2
紛れもなく傑作！ 何度読んでもそう思う。 龍を巡る謎はシュメールへ。その先に開かれる扉は…未知との遭遇。未来は過去へと繋がり、過去は未来へと託される。 人類史とは、文明とは。 よくぞここまで繋がったと、感嘆する知の連鎖！そこから示された答えは… 神も一つの種族である、かな。 それにしても、神々の世界に行ってからはみんな仲良し。鹿角さんと距離縮まってく東とか、楽しい♪安定の、南波さん活躍だし、うまうまw 虹人さんの名前は、ここでも、そうきたか！で、スサノオ～って熱くなるし、最後の鹿角さんの行動には泣くよ…2020/07/10
アラレちゃん
0
前作より楽しめなかった(>_<)
shiaruvy
0
コメント予定
massan19
0
すごくハマったはずなのに全く覚えておらず。この十年で主にFGOと星野之宣により、神話や日本史の知識が増えており楽しめはしたのだが、前作のほうがハラハラ感があり面白かった。ただ荒神の下りはなかなか熱かった。続編の霊の柩も買っているが、なかなか読むのが疲れるので、少し落ち着いてから読むか。2023/09/27
