忘れるが勝ち!―前向きに生きるためのヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784394903451
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

外山滋比古の書下ろしエッセイ!ベストセラー『思考の整理学』(ちくま文庫)以来、著者が一貫して読者に提示してきた考え方のコツを交えながら「忘却」の効用を披露し、前向きに生きてくための知恵が満載の一冊。外山滋比古の書下ろしエッセイ!
人間が生まれ持った「忘れる」という能力が、いかに素晴らしいかを94年の長い人生を振り返りながら説く。
大ベストセラー『思考の整理学』(ちくま文庫)以来、著者が一貫して読者に提示してきた考え方のコツを交えながら「忘却」の効用を披露し、前向きに生きてくための知恵が満載の一冊。

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
著・文・その他

内容説明

忘れる頭はいい頭である。詰め込んだ知識や人生の苦悩―頭の中のよけいなゴミをだして人生を有意義に生きる知恵が満載。書下ろし。

目次

第1章 忘却のすすめ(むかし、むかし、あるところ;“忘れたころ…”によみがえる ほか)
第2章 思い出はつくられる(忘れることから生まれる情緒;思い出が美しい ほか)
第3章 忘れるための実践法(忘れるのも才能のひとつである;大事は小事を消去する? ほか)
第4章 つよい記憶、よわい記憶(歴史は風化から生まれる;記憶のよい人、わるい人 ほか)
第5章 忘れてこそ豊かな人生(レム睡眠の自動的効果;回想の中の母からの啓示 ほか)

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県生まれ。英文学者、文学博士。評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文学科卒業。1951年より、雑誌『英語青年』編集長となる。その後、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授。昭和女子大学教授などを歴任。現在は、お茶の水女子大学名誉教授。専門の英文学にとどまらず、思考、日本語論の分野で活躍を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

38
哲学的な忘却の話。私なんかは切実な物忘れなのだが・・・2019/05/09

かずぼう

27
忘れる人=テストで点数取れない人=頭の悪い人→ではない!と著者は強く言っておられる、忘れない為に取るメモも書く方に気を取られ、安心感と共に頭に入っていないのではないかという指摘。うーん当たっているかも。もう一点、三連休などの休みが増えて働くつらさが減ったかというとむしろ逆、普段から走っている車はそれほど馬力をかけなくとも走り続ける、たまに停車すると、次に走り出す時が厄介なのであるとの記述。うーん、これも当たっているかも昔は日曜祝日のみ、土曜も半日学校なり仕事もあって、わーい、明日は半日だと言ってたしな~。2021/08/02

ゆにこ

17
体を動かす事、良い睡眠を取る事の大切さを再確認2019/02/04

おせきはん

15
メモをとることに集中すると話を聞き落としてしまう、仕事ばかりしても案外いい仕事をしない、といった例から忘れることの効用を説いています。頭に適度な余裕と休養を与えて枝葉末節を忘れることで物事の本質を捉えるのが、忘れることの効用であると理解しました。仕事の際にメモをしっかりとるよう言われていますが、メモを読み返して、そのような話があったのか?と後で気づくこともたまにあります。忘れてもよいことをメモして、大事なことを聞き逃さずに自分の頭の中で消化できるよう、忘れる力を生かしたメモのとり方を工夫してみます。2019/01/03

雨巫女。@新潮部

8
《私-図書館》外山先生追悼コーナーから、借りる。忘れることが、悪いことではないだなあ。 2020/08/09

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