出版社内容情報
音楽大学を卒業しただけでは，社会人としての自覚が乏しいピアノ・レスナーのために，“年齢別生徒の育てかた”“親とのつきあいかた” “選曲のしかた”などのノウハウを教える。
内容説明
よいレスナーになるのは、よい演奏家になるのと同じぐらい大変なことなのですから、立派な職業であるレスナーにもっと誇りと自信、そして自覚を持ちたいものです。音楽の世界のにみ通用する特殊な意識を捨てる、とまでいかなくても、少なくともその意識が特殊であることに気づく必要があるのではないでしょうか。そうでなければ一般の社会人として職業人として、世間に通用しにくくなるのではないかと危ぶまれます。
目次
教育の専門家としてのレスナー
生徒とは…
レッスンの種類
レッスンの目標とは？
初めてのレッスン
レッスンのポイント
レッスン計画のたてかた
教材の選び方
Ｑ＆Ａ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケニオミ
3
立場としては、自分は間違いなくピアノ・レッスンを受ける方なので、レッスンをしてくれる人（レスナー）の気持ちがほとんど分かりません。ちょっと古い本なのですが、音楽教室のホームページ作成にあたり参考のため飛ばし読みしました。音大卒の方は掃いて捨てるほどいるのが現実ですので、ピアノ教室も段々と供給過剰になっているようです。しっかりとした運営方法（特に、生徒に合わせたレッスン・プラン）に基づくことが必要と感じました。もちろん、この時代はホームページを使ったマーケティングは不可欠でしょうね。2014/03/02
