出版社内容情報
オルガン的発想の瞑想的・神秘的な要素とヴァグネリズムの語法が織りなす壮大な音響空間。後期ロマン派におけるシンフォニスト・ブルックナーの創造の軌跡を辿る本格的評伝。
内容説明
シンフォニストの壮大な夢。オルガン的発想にもとづく瞑想的、宗教的高揚と独自の重厚な音楽語法が織りなす広大な音響空間。
目次
第1部 生涯と創造の軌跡(暁のオルガン;ザンクト・フローリアンにて;リンツの陽光;シンフォニストのウィーン;宗教的高揚と独創性 ほか)
第2部 作曲家の諸相(創造の周辺;演奏の周辺;芸術家の生活)