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世間はやかん

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393436387
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

世の中の「善」と「悪」、とことん見据えた語り下ろし。

目次

其の1 だから教えねえほうがよかった
其の2 嫌なことはしないほうがいい
其の3 雨の日は寝てようよ
其の4 あやかりたい首吊りたい
其の5 幸福の基準をきめよ
其の6 夜明けを待つべし
其の7 花火屋のローレンス
其の8 たいした事はない心配することもない

著者等紹介

立川談志[タテカワダンシ]
1936年、東京生まれ。落語家。本名・松岡克由。16歳で5代目柳家小さんに入門。「小よし」(前座名)、「小ゑん」(二つ目)を経て、27歳で真打ちに昇進、「5代目立川談志」を襲名。1983年、落語協会を脱会して落語立川流を創設、家元となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

19
本書を手に取るようなひとなら、「やかん」という落語をご存知で、”談志の噺”の五指に入れるファンも少なくない..などと少し齧ると講釈を垂れたがるのは悪いクセ。 「やかん」は、知ったかぶった長屋のご隠居に、そそっかしい八五郎が色々と物の名前を問い倒し、テンポよく隠居が応え返すという、いわゆる「根問い」ものの一つ。本書はそのフォーマットに則り、駄洒落とギャグを織り交ぜたエッセイ。その中には叡智が隠れているかもしれない。談志師の声音で再生されるから保つが、詩集の様に真っ白い。全盛期なら、出さなかった本だとも思う。2014/10/16

朝倉大和

8
好きだなぁと思った。2011/12/04

みんさね 

6
集大成か。家元らしい。しかし、大活字本かよ!2010/11/12

ZEPPELIN

4
落語の勉強として。落語独特の口調に慣れていないというのもあるのか、オチを聞いて笑える話が半分、ポカーンとしてしまう話が半分。ふざける箇所と真面目な箇所の切り替えもイマイチ楽しめず。この世界を楽しむためには、まだまだ頭が固いのかもしれない。もっと大量に落語を浴びなければ。字が大きいので、すぐに読みきれてしまう2014/03/22

くま

4
読んでいる途中で家元の訃報。本当に驚いた。この本では思わなかったけど本当に惜しい方をなくしましたね、落語界。この本は表紙の家元の写真が本当に素敵だと思います。2011/12/06

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